エレンタール以外の食事はしていないのか?
食べたいですよ! 人間だもの。
主に食べてるものとしてはデータにすると……。
鶏むね肉(皮なし)
朝・昼 100グラム 108kcal
白米・200g/320kcal(レトルトパックご飯1個)×2=640kcal
朝・昼 ゆで卵 91kcal 60g(1個)×2=182kcl
夜食 18時以内にゆで卵 91kcal 60g(1個)
エレンタール6パック1800kcal経腸栄養
一日総カロリーは2.864kcal
といったところでしょうか、ちょっと細かくて「ホント?」と思ってしまうかもしれませんが
筋トレでカッコイイ身体になるべく、食事管理で私は細かくノートに書いているので全部ホントです!
僕らクローン病の人って自己管理がとっても大切なんですよ、生きていく上で必須です。
でもそれって、ただ健康管理の為にって思うと継続するのがとっても辛いです。
ただこれっていうのはアスリート達が競技で活躍するためにフツーにやってることなんですよね。
だからクローン病の人は漠然と健康に生きるためにそれをやるのではなく―――
例えばスポーツで成果を出したいだとか、モデルとかインスタグラマーとしてキレイになりたいとか
そういった目標を持つことがクローン病を克服する上で大切だと考えています。
僕はそこでトレーニー(筋トレする人)になってフィジークの大会に出よう!カッコいい身体になろう!!
という目標と出会えて、今とても充実した生活を健康に過ごせているわけですから
皆さんにもぜひ自分の目標を見つけてほしいと思ってます。
クローン病は治すことはできないけど、せめて気にならないように、克服するためにね。
だから質も実もかねて、個人競技系のスポーツや筋トレを始めるのはすっごくオススメですよ!
食事療法
食事はエレンタール中心の生活です!
これは絶対です。
口で飲めない方は、エレンタールゼリーもあります。
鼻チューブでやりましょう(経管栄養法) 寝ている間に栄養を取れるために、朝になれば栄養満タンになります。
私の場合は、1500kcal~1800kcalを摂取できるのですが、残りのカロリーは食べ物でカロリーを取る。
自分の運動活動によってカロリーコントロールが変わりますので2500kcalをとりたい場合は
単純に1500kcalをエレンタールと1000kcalを 食べ物で摂取する、という食事プランになりますね。
例:鳥胸肉(皮なし)100g×2個(108 kcal×2=216kcal) ゆで卵×5個(500kcal)
炭水化物(白米)100g×2個(168kcal×2=336kcal) 合計カロリー1052kcal+エレンタール1500kcal=2552kcal
これで十分摂取できます。
食事は重要ポイントです。 クローン病は自己管理を求められる病気なので脂の多い料理はNGです。
何が食べられないのか?
特に油そば・ラーメン(麺はかんすい・スープは油) カレーライス(油が多いです)揚げ物(から揚げ系は)は避けるべきです。
ジャンクフード(ハンバーガー・ポテト・ピザは危険です) パンも避けるべきです。
ただ米粉のパンなどは良いと思います。
あくまでも一例であり一概には言い切れないのですが、だいたいの傾向としてこういうものを避ければ普通に食事ができます。
「これはどう?アレはダメ?」
と気になった方はTwitter等SNSで僕にリプライやDMを送ってください、時間があえばすぐに返信できますし
ダメな時でも連絡さえしていただければ対応できるときにお応えさせていただきます。
脂って必要じゃないですか?
脂はダメって散々行ってきましたが人間には脂が必要ですよね!
五大栄養素の一つですから!!
(炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル)
脂の中でも青魚の脂は良いとされています。 特にn-3系の脂魚類(エレンタールにも脂が入ってます)
特に危険な食品としてはイカ・タコ・クラゲ・軟体動物は危険です。
n-6系の脂動物性は炎症を引き起こしやすいので注意が必要です。
野菜:生野菜は食物繊維系は避ける。とうもろこしは特に避ける。温野菜にする!
きのこ系・きくらげは避ける食物繊維の多い食品は避けたほうが良い(二度目)
わらび・うど・ぜんまい・ふき・は避けましょう。
なるべく調理する場合は、テフロン加工のフライパン使用し脂を避けましょう。
と・く・に・やすい脂はさけてください。
蒸し料理が私には合っています、 ケーキや生クリームなどの脂の多い食品は避けましょう。
「えぇースイーツ食べられないのー?」とガッカリした方もいることでしょう!
でも……甘いものも食べられます!!
どんな甘いものがいけるのかというと、和菓子です。
私も大福を食べています。
だからといってバクバク食べまくって大丈夫というわけではありませんよ?
あくまでも個人差があり、推奨するものではありません。
もしかしたら食べられない可能性も充分ありますので、寛解期の時に自己実験をしてみてください。
申し訳ありませんが個人の体験談を述べている為、絶対に保証できるわけではないのですよ。
だからあくまでも自己責任でお願いします。
責任から逃れるちょっとズルい感じがしてしまい、わたし自身嫌なのですが
千差万別あるものなので言い切れないのが心苦しいです。
それでも私は何が食べられて何が食べられないのか、ちょっとずつ色んなものを食べてみて自分で実験することで
自分が食べられるものを自分の力で見つけていき、こういった食べ物と出会ったのです。
これは私がクローン病と25年付き合って積み上げられた生きたデータです。
食べ物の研究というのは常に変化していきます。
もしかしたら栄養士が監修しているものの中にもあなたにとっては悪い影響を及ぼすものがあるかもしれません。
だから絶対安全なものを見つけるにはやはり、自分で実際に食べて見つけていくほかないと私は考えております。
極端な話、クローン病じゃなくてアレルギーでダメだったパターンとかもありえますしね。
だからこそ、自分で実験として自分の為にちょっとずつ色んなものを食べてみましょう。
その頑張りがあなたの食生活をより豊かにしてくれます、私はそうでした。
重ね重ねになってしまいますが、自己責任でお願いします!
まとめ
食事についてのまとめに入ります!