クローン病の私が6年間憧れていた舞台! 初出場4位を受賞したベストボディジャパン札幌大会2019を振り返ってみる。【筋肉祭も行ってきたよ!】
B!
ベストボディジャパン2019年札幌大会を振り返っ
てみる事にしてみた!
こんにちはクローン村上です! 第2回筋肉祭に参加してきました!!
今回は筋肉祭――筋肉で北海道を盛り上げるというお祭りイベントで、JINX SAPPORO(クラブ)さんで行われたのですが
会場はとってもオシャレでお酒を飲んだりしながらボイスパーカッションやラップとダンスなどの催しもあって
参加者のみなさんの筋肉のように盛り上がって楽しい時間が過ごせました。
特別賞を受賞しエゾボリックさんのプロテインをいただいちゃいましたし、本当にうれしい!
今回はお祭りでしたが、身体は一切妥協せずに仕上げていきました。
会場でも色んな方とお話しさせていただきとても充実した時間をすごせて満足です。
もう自分の中では遠い昔の話しに思えていたのですが、やはり2019年ベストボディ札幌のお話しをすることが多く
その時の思い出や気持ちが蘇ってきたので、覚え書きのようになってはしまいますが……。
「クローン病でも健康な人たちの中で戦えるんだ!」
というメッセージになればと思い、記事にさせていただきます。
1.6年間夢見たステージに立った感想
ボディメイクをし始めてから自己流でやってきました。
自分ではそこそこいけると思い筋肉際というイベントに出ましたが、衝撃を受けました。
完全に場違いでした。
今考えると無謀な挑戦でしかなく今考えると恥ずかしい体系でした。
ただの体が大きい人でした(ようはデブでした)
そこで、協賛していた今通っているパーソナルジムを知り通い始めました。
最初はほぼ変化はなく過ごしていましたが3ヶ月を過ぎる頃には、体が変化を始めます。
まずは洋服のサイズ変化です。ジーンズのウエストがブカブカになります。
手術跡が目立たなくなります。腹筋が大きくなり脂肪がなくなった為です。
変化したのは自分では解りませんが友人や知人に変わったねと言われ始めます。
毎日トレーニング後に自撮りしていますが2ヶ月前の自撮から今も変化しています。
そして、大会に向けてコンディションを仕上げていきます。
日々の体重体脂肪の変化を考えて食事・筋トレ方法を変えながら絞って行きます。
辛いことは一切ありませんでした。
クローン病の私には食事制限や水分制限は、全く苦痛ではなくむしろ体調が良くなる感じでした。
つまり筋トレのクリーンな食事(低脂・高たんぱく質)はクローン病に合っているんだと実感しました。
大会前日は緊張と興奮状態で寝不足になりました。そしてトレーナーに連絡を取りました眠らなくても横になっていれば問題ないという回答でした。
大会の時刻がやってきました――次の章へ移ります。
2.4位の結果について! 納得していない!
朝起きて朝食を食べます。本番時刻の6時間前に炭水化物を入れます。
体をパンプアップ(筋肉に栄養を送る為)水抜きをしてますので飲み物は飲めません!
そして会場に向かいます、期待と緊張が止まりません。
周りの出場選手が大きく見えたり圧倒されます――年齢クラス別に別れますので、同年代のクラス(私は50歳以上無制限クラスに出場します)は
人が入りきらない程の狭い部屋で出番を待ち続けていました。年齢の若い順番に呼ばれます。
直ぐに予選が始まりました。
そして狭いスペースでのアップへ入ります。そうして私たちのクラスの予選が始まりました。
今までやってきたトレーニングの成果を見せるだけだと思い審査員やお客様に笑顔でポージングします。
舞台は凄くキラキラしてお客様の顔が全員見えました、なんともいえない気持ちよさ……快感でした!
予選は余裕で通ると確信しました、そして予選通過が控え室にて発表されます。
「NO,116番!」
私の番号です、やはり呼ばれました。最高に気持ちがよかったです。
予選発表が終わると控え室が広く感じました、そして本選です。
私たちのクラス――ゴールドクラスが呼ばれます。
最初に6人が選出され、4人に選出され……最後に2人だけが残り直接対決です。
渡曽は最後の4人まで残り、そして――結果はYOUTUBEで動画をご覧ください
結果は4位でした。
不本意にもミスをしてしまいました。ボージングの少しのミスです!
しかし体では大会終了した後、トレーナーや知人に一位か二位でしたよと言われました!!
次回の反省にしこの経験を生かしていきます。
とてもよい経験でした。
審査員が厳しいとか変な審査と思う気持ちもありましたが、私は今回の結果はまず最初のステップであってゴールではありません。
やっとスタート地点に立てただけです。
改めてベストボディの主催者様や関係者様には心からお礼申し上げます。
試練とか苦悩とか思いません、次のステップに行くスタートラインを与えてくれたんだと思います。
負けたとは、全く思ってません!!
「勝負はこれからだ!」 クローン村上はそう思っています。
3.クローン病(難病番号96番)でも戦えた
次回はもっと上を目指して努力していきます。
そして次回はフィジークという分野にいきたいと思います(もっと体が大きくボディビルに近くなります)
私が今回この大会で感じたことは、難病でも健常者と互角に渡り合える――けして引け目を感じることはない。
そう確信しました。
結果は4位でしたが、まだ自分には年齢や難病だから出来ないとか、そんなことは関係ないと心底思いました。
私がお伝えしたいのは難病だからとかもう歳だからとか理由をつけて逃げないでください。
かならず貴方にも出来ることがあると思いますし、出来ます!!
それは何かは、まず自分探しから始めましょう!
これは誰にでも当てはまる事柄だと思います。
クローン病克服委員会は始めるきっかけは、難病患者が不幸で可哀相でしょうというSNSを見て何か違うと違和感を持ったからです。
病気アカウントだからでしょうか? 不思議でなりません!
なので、何でもよいので失敗を恐れずに挑戦してみませんか? とお伝えしたいのがこのHPの趣旨です。
来年、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されます。
皆さん才能と努力の積み重ねの上で勝負する為に毎日血のにじむ試練を乗り越えてきた方々の祭典です。
私は結果よりもその舞台に立てた方に敬意しかありません。
でも結果が全ての世の中です。
どんなに努力しても結果がでなければ何も変わりません。冷たい言い方ですが仕事も結果が全て数字(利益)を上げた者が勝者です。
たとえ素行が悪くても勝ちは価値なんです。次回の大会も勝ちにこだわりたいです、がんばります!