こんにちはクローン村上です、突然ですが皆さんクローン病は難病に指定されていますが
何番目の難病に指定されているかご存知でしょうか?
実はクローン病って96番目に指定されているんですよ、クロ(96)ーンとかけているんですかね?
(参照元:難病情報センター)
クローン病だけに苦労(96″クロー”)するから指定難病96なんでしょうか。
そんな苦労の多いクローン病患者の生活ですが、今日は急に体調が悪くなった場合に
自宅でどう対処すればいいかについて解説していきたいと思います!
もちろん、ヤバいと思ったらすぐ病院へいくことをオススメしますが
やっぱり救急車呼んだり病院行くべきなのか、自分で判断するのは経験則がないと難しいかと思われますので
みなさんの判断材料の一つにこの記事がなれれば幸いです。
クローン病自宅対処療法
食事や運動に気をつけていてもたまにお腹が痛くなることもあります。
原因は何なのか?
自分で分析するしかありません。
食べ物なのか睡眠不足なのか、必ず原因はあります。
では自宅対処療法とは何が出来るのでしょうか?
1・まず自分で出来ること
とりあえず安静にすることです、お仕事は休みましょう。身体と命が一番大切です。
まずは横になりましょう。そしてお腹を反時計回りにマッサージします。
もちろん絶食・絶飲です。
エレンタールも禁止です。
この状態ですと私の経験上ではお腹が張っている状態です、軽いイレウス(腸閉塞)です
腸の狭窄部位周辺に起こる症状です(部位は人によって違います)
マッサージしていると少しずつお腹が軟らかくなってくるはずです。
そうするとガス(おなら)がでます。
回復の兆候です!
何も恥ずかしいことないですよ、クローン病は腸閉塞のせいでガスがたまりやすくなるのも症状の一つですから。
だからちょっとでも腸の調子が悪くなってしまうとたまったガスのせいでお腹が痛くなってしまうんです。
マッサージをするとだんだんお腹が動いてきます。
ぐるぐると動いてきます。 痛みが和らいだら良くなった証拠です。
ですが一晩痛みが続く場合や、お腹の張りが治まらない場合は夜中でも病院へ行きましょう。
痛みがなくなり、良くなったと自覚し始めたら食事再開ですが……。
まずは、お粥から始めましょう
全粥(十部お粥)でかまいません。
1週間はお粥生活してください、お弁当もお粥です。
おかゆだからと言ってバクバク食べていいわけではありません、食べる量は減らしてください。
冷たい飲み物は飲まないほうが良いと思います。
もちろん食事はクローン食で、エレンタールは経管の場合は5パックの人は3パックで
エレンタールを落とす速度は遅めにして様子を見てください。
2.この状態になったら病院に行くこと
吐き気が止まらない、下痢がひどい、微熱が続くお腹が張ってお腹がポコンと出ている。
こんな状態のときは我慢しても12時間以内です。
下血(お尻から血が出ること)は緊急です、すぐに病院へいってください!
病院でどんな処置をするかというとまずはレントゲン撮影します。
できれば痛み止めを打ってもらえると楽になります。
私は、ソセゴン指定(注射の一種)で痛み止め筋肉注射打ってもらいます。
夜中だと当番医師がいますが、眼科とか皮膚科の医師がいる場合がありますので……。
正直その日ははずれの日です!
専門医が来るまで待ちましょう。 外科の医師があたりの日です。
かなり高度な知識を持っている医師になります。
適切な処置してくれて医師によってはIBD専門医を呼びつける力あります。
(IBDとはクローン病をはじめとした炎症性疾患の専門医のことです)
専門医待ちになりますが、24時間受け入れ態勢のある病院を通院してください。